クラッチケーブル切れ






2000年の8月に入ってカプチが100歳(10万Kmのこと)を越えてすぐにクラッチケーブルが切れました。自宅から10Km程離れていた場所だったので、「どうやって帰ろう。」と思いつつ30秒ほど呆然としていました。以前乗っていた車でも経験済みだったことを思い出し、とりあえず無理やり自宅まで自走してきました。

ちなみにどうやって自走してきたかというと、以下の通りです。
まず、停止するときはエンジンを切り、発進する時は踏み切りでのエンスト時の脱出方法と同様の方法(1速もしくは2速にギアを入れてセルモーターを回す)、そして、ギアチェンジはエンジン回転数をあわせてクラッチ無しでギアを入れる、というものです。

無事自宅にたどり着き、クラッチケーブルを近所の自動車屋に注文し、後日とりあえずケーブルを交換しました。作業自体は至って単純なのですが、カプチ自体の車両のミニマムさが災いして、クラッチペダルからケーブルの端の金具を取り外すのがえらい大変でした。長時間走り高跳びの背面飛びのような態勢を強いられて終わった後は腰が痛かったです。


修理屋の人に聞いた話では、クラッチケーブル自体の原因でクラッチケーブルが切れることはあまり無いとの事で、どうやらクラッチディスクが減ってきてクラッチが重くなってきたことが根本原因のようです。ああ、フェーシングが完全になくなっていてクラッチディスクが使い物にならなくなっていたらどうしよう。しくしく。早めに交換しとけばよかったなぁ。ちなみにその修理屋の社長さん曰く「クラッチは3万キロから4万キロで交換」だそうです。うちのは100歳なのにまだ1回しか交換してないから・・・・。


というわけで早急にクラッチ交換はやろうと思ってます。これを機に馬買おうかなあ。